電子書籍のつくりかた

[5]EPUB出力対応アプリ

本来は、EPUB作成用のアプリではないのですが、EPUBファイルへの出力機能を用意しているアプリがあります。

Adobe InDesignは、印刷用の紙面をレイアウトするためのアプリです。業界ではスタンダードなアプリですが、このInDesignにEPUB出力機能が用意されています。商業出版では、紙の書籍を電子書籍にするのは、もはや当然のような流れになってきました。そういう「プロ」の人には、ありがたい機能でしょう。
プロ向けではないアプリにも、EPUBファイルへの出力機能が用意されているものもあります。そのひとつが、ジャストシステムの「一太郎 玄」です。一太郎は、ワープロソフトのひとつですが、EPUB形式ファイルへの保存に対応しています。InDesignは違い、普及価格で手を出しやすいのも魅力かもしれません。

 

EPUB出力対応アプリは、「普段からそのアプリを使っている(または、EPUB出力以外の機能も使いたい)」という場合にはいいのですが、EPUBファイルをつくるためだけに買うとなると、あまりおすすめできないかもしれません。
というのも、こうしたアプリにとって、EPUB出力機能は「オマケ」です。イメージしたものとは違うEPUBファイルが出てくる可能性は、高いと言っていいのではないでしょうか。
こうしたアプリを使いこなすには、あらかじめ「こういうEPUBファイルとして出力したい」とイメージしておくことが必要になってきます。これはなかなか難しいことです。

 

もし、EPUB出力対応アプリをいま持っているなら、お試しに使ってみてもいいでしょうが、わざわざ電子書籍を制作するためだけに、こうしたアプリを購入するのは、あまり得策ではないんじゃないかと思います。

 

2013/06/27   admin
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