電子書籍のつくりかた

[2]ストア型が注目されているワケ

ストア型というのは、本屋さんにあたるアプリがあり、そのアプリを通じて電子書籍を購読するタイプです。AmazonのKindleやAppleのiBooksが、その代表例です。

実は、ストア型は20年ほど前から存在していました。しかし、書籍のフォーマットやらロイヤリティやら対応端末やらの問題で、いまいち普及していなかったのです。

ここにきて一気に注目を集めたのは、「EPUB」というフォイルフォーマットの存在があります。

EPUBというのは、Webサイト(ホームページ)などでお馴染みのHTML(正確には、XHTML)をベースにした、ファイルフォーマットです。既存のものと違い、誰でも自由に使えるフォーマットとして誕生しました。そして、KindleとiBooksが、EPUBを採用したことにより、一気に普及しはじめています。

そしてもうひとつ。ストア型+EPUBという強力なタッグの登場により、にわかに注目されはじめたのが、「セルフパブリッシング」です。 

セルフパブリッシングとは、その名の通り個人が書籍を出版することです。紙の本を個人が出すには、まず資金面の問題をクリアする必要があります。資金がなんとかなり、本を制作できたとしても、流通というさらに大きな壁が存在するので、個人が本を出して売るというのは、ほぼ不可能でした。

しかし、電子書籍なら、資金の問題も流通の問題もクリアできてしまいます。

たとえば、AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)なら、EPUBファイルをつくることさえできれば、Amazonで自分の電子書籍を販売することができます。EPUBファイルなので、お金をそれほどかけずに(がんばれば0円で)制作できますし、販売する場所がAmazonなのですから、流通面でも文句のつけようがありません。

そう。電子書籍なら、個人でも大手出版社と同じKindleというステージに立つことができるのです。

 

2013/06/21   admin
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